各国で合法化されている大麻に関しての議論が、今日もいろんな所で繰り広げられている。

「大麻は悪じゃない、元はと言えば日本でよく使われていた只の雑草じゃないか！」

という意見がある一方で、

「大麻は悪だ！幻覚も見えるし、覚醒剤に行き着くゲートウェイドラッグだ！」

なんていう意見もよく目にする。

やった事ないやつがなんで幻覚が見えるってわかるんだ？っていう話はさておき、そんなやりとりをYoutubeや朝生みたいなノリでやってるテレビ番組で見ていると、はなから論点がずれまくってるなと、思ってしまうものが多いなと思う今日この頃。

そこでこの記事では、大麻の善悪についての俺なりの意見だったり、仮に日本でも大麻が合法化された暁には、社会にとってどんなメリットやデメリットが待ち受けているのかについて考えていきたいと思う。

「チンチクリンが偉そうな事いってんな〜」と思われてるかもしれないが、一応僕もラッパーの端くれとして、若い時にラップをやり初めて以来、42歳の今日まで、多少のボラティリティはあるものの、20日移動平均線にしっかりと支えられながら、何とかそれなりに吸ってきている。

そんな中で、吸って良かった事や悪かった事を、今でも思い出という名の心の中の引き出しにしっかりと収納している。

そして2023年今現在、世界経済の情勢を日々チェックしている中で、合法化されてる国々の大麻産業にどれだけの伸びや勢いがあるか、

「どんだけ日本は遅れてて機会損失してるんだよ、、本当に勿体無いなぁ、、」

なんて思いながらいつも指を咥える思いで情報を見たり聞いたりしている。

そんな僕が、実際に吸ってみた時にどんな気持ちになったかなどの経験談を交えながら、日本国内においての大麻合法化のメリットとデメリットについて考察（あくまで考察）していきたいと思う。

各国で合法化されている大麻に関しての議論が、今日もいろんな所で繰り広げられている。

「大麻は悪じゃない、元はと言えば日本でよく使われていた只の雑草じゃないか！」

という意見がある一方で、

「大麻は悪だ！幻覚も見えるし、覚醒剤に行き着くゲートウェイドラッグだ！」

なんていう意見もよく目にする。

やった事ないやつがなんで幻覚が見えるってわかるんだ？っていう話はさておき、そんなやりとりをYoutubeや朝生みたいなノリでやってるテレビ番組で見ていると、はなから論点がずれまくってるなと、思ってしまうものが多いなと思う今日この頃。

そこでこの記事では、大麻の善悪についての俺なりの意見だったり、仮に日本でも大麻が合法化された暁には、社会にとってどんなメリットやデメリットが待ち受けているのかについて考えていきたいと思う。

「チンチクリンが偉そうな事いってんな〜」と思われてるかもしれないが、一応僕もラッパーの端くれとして、若い時にラップをやり初めて以来、42歳の今日まで、多少のボラティリティはあるものの、20日移動平均線にしっかりと支えられながら、何とかそれなりに吸ってきている。

そんな中で、吸って良かった事や悪かった事を、今でも思い出という名の心の中の引き出しにしっかりと収納している。

そして2023年今現在、世界経済の情勢を日々チェックしている中で、合法化されてる国々の大麻産業にどれだけの伸びや勢いがあるか、

「どんだけ日本は遅れてて機会損失してるんだよ、、本当に勿体無いなぁ、、」

なんて思いながらいつも指を咥える思いで情報を見たり聞いたりしている。

そんな僕が、実際に吸ってみた時にどんな気持ちになったかなどの経験談を交えながら、日本国内においての大麻合法化のメリットとデメリットについて考察（あくまで考察）していきたいと思う。

大麻合法化した時のデメリット

念の為にもう一度いうが、今回の記事の内容は、大麻合法化についての賛成意見や反対意見ではない。

自分が言うのも非常におこがましいのですが、大麻についてあまり知識のない人達にとって、今後訪れるかもしれない議論の機会に、少しでも参考になれば幸いだなと思い、書いた記事です。

なので、デメリットを先に持ってきた意図が、後攻有利の原則に乗っ取ったものではない事だけ先に伝えておきます。

「こう言うのは普通メリットから先に書くだろ！」と思ってる方もいるかもしれないが、特に意図はありませんしそんなルールもありません。

たまたま最初に打った文字がメではなくデだっただけ。

それを踏まえた上で話を進めていきます。

ではまず、デメリットを語る上で欠かせないエビデンスとして厚生労働省が発表してる下記の記事がありますね。

大麻乱用者による告白

ひろゆきの真似をした論破星人達がよく出してくるやつ。

加えて、上記のような法律的な部分ではなく、下記のような心身への影響という文脈で、薬物としての危険性の部分を書いた記事もあるにはある。

大麻乱用による心身への影響

これに関しては、上手い所ついてる事はついてて、それっぽくしてきたなとは思うが、経験者として言うのなら、半分本当で半分嘘だなーというのが本心。

「何を言っている！これを見ればもうわかるだろ！大麻は悪だ！」と言いたい気持ちはわかるがその前にこちらも一つだけ言いたい。

もし厚生労働省が「このうんこはカレーです」と言えばお前は素直にうんこを食うのか？

都市伝説を語るつもりはないが、このご時世、お上に言われた事やネットに書いてある事をまんま鵜呑みにしてしまうのはとても危うい。

まさに百聞は一見にしかずで、ラッパーとしてのフラットな意見にもたまには耳を傾けてみてほしい。

とはいえ、こちらとしても、これらの記事を読まずして何となく否定的な意見を発信してしまうのも如何なものかと思い、大麻乱用者による告白という記事に一度目を通してみた。

すると何点か気になった部分があったのでリスト化してみることにした。

気になった部分というよりも、いくら天下の厚生労働省とはいえ、さすがにこれは一方的過ぎるんじゃないの？って思った部分。

厚生労働省という文脈を盾に話をシャットダウンされたんじゃ議論にすらならないという事で、おかしな部分に関しては少々ツッコミを入れさせてもらったが、まずはフラットな気持ちになると言うことに重点をおいた結果であり、決して悪意はないという事だけ先にお伝えしておく。

よければお手隙の際にでも、上記の記事を読んでみてください。

それでは一つ目いきます。

～大麻によって、狂わされた人生～

大麻所持で逮捕され、築き上げてきた地位などすべてを失った
妻に内緒でキャッシングや消費者金融から借金をして買うようになった
妻にばれ、離婚する事になった
自分の欲求のままに大麻を使ってきたことで、家族や婚約者等へ多大な迷惑をかけていた
もし大麻と出会っていなければ、もっと幸せな人生を送れたかもしれない

結論から言うと、幸せな人生を送れなかったのは大麻のせいではなくお前自身のせいだ。

記事の内容によれば、どうやらこの彼は音楽で飯を食っていくようになりたかったらしく、地元での認知度が上がってきた矢先にパクられたらしい。

まずツッコミたい部分としては、音楽で飯を食っていく様になりたいなら地元での認知度が上がってきたくらいの地位なんて当たり前中の当たり前で、言うなれば地位としては初期段階中の初期段階だ。

地位って言い方もなんかムカつくけど。

そんな奴が一丁前に「築き上げてきた地位などすべてを失った」なんてほざいてる時点で、こいつWACKだなの一言で終了だ。

それ以外もツッコミどころ満載だが、こんなところで時間くうのも本意ではない為、次に行かせていただく。

～大切な人を巻き込んだ後悔～

彼女や親友も巻き込んで一緒に大麻を売って金を稼ぐようになりました
先輩に「もう大麻の栽培はしたくない」と伝えましたが、先輩は「逮捕されないから大丈夫だ」と言われた
彼女と一緒に実家で大麻草を育てていたところ、麻薬取締官が実家に捜索に来て逮捕されました
私は逮捕されるときは自分一人だけだと勝手に思っていましたが、彼女と親友も逮捕され、とても驚きました

これも悪いのは大麻じゃなくバカなお前とお前のバカすぎる先輩だ。

逮捕されないから大丈夫だってどう言うことだ。

いねーよそんなヤツ。

それと彼女や親友もしっかり売人の片棒担いでお金稼いでんのに、どの文脈で逮捕されるときは自分一人だけだと思った？

って言うかさっきから大麻の危険性というよりどちらかといえば大麻でパクられた後の危険性の話だろ。

まあいい。もう少し見てみるか。

～俺の人生、大麻と危険ドラッグ～

俺は大麻の所持でパクられた。大麻で捕まってしまったことで、それまで会社で築き上げてきた信頼を失うことになってしまった。当たり前か。
幸せな生活を送っていたはずが、実はその間も、大麻を使っていたあの頃の感覚を忘れてはいなかった。「また、大麻を味わいたい。」クラブで知り合った男から、スパイスに似たタバコ様のものをゲットした。男は「これは合法だから捕まらない。大丈夫。」と教えてくれた。そして、俺は使った。良かった。
その日、危険ドラッグを買って、その場で吸った事までは憶えている。しかし、その後の記憶がなく、気が付けば病院のベッドの上だった。
大麻や危険ドラッグと出会わなければ、俺に人生はこんな事にはなっていない。

危険ドラックって一時流行った脱法ハーブの事だろ？

完全に話がすり替わってるじゃないか。

なんで大麻の話とごっちゃにしてんだよ。

大麻と危険ドラッグの成分の違いなんてその辺の学生でも知ってるんだから子供騙しにもならないって。

いいかげん文字数の無駄になってきたけど、あと１つがちょっと面白かったから次で最後にする。

～いつのまにか、大麻に溺れていた～

彼氏とは１年ほど前に別れたけど、大麻とは別れられない。
ＬＳＤや危険ドラッグも使ったことがある。覚せい剤も炙って使ったかな。でも一番は、大麻。
どうして逮捕されて留置場にいるのだろうか。どうして私は・・・。
当時、１グラムか２グラム程度を１万円で買っていた。

「彼氏とは１年ほど前に別れたけど、大麻とは別れられない」

スーパーガンジャクイーンじゃないか。友達になりたいよ。

「LSDより覚醒剤より一番は、大麻」

まともじゃないか。Respect。

「どうして逮捕されて留置場にいるのだろうか。どうして私は・・・」

下手こいたからだよ。

「当時、１グラムか２グラム程度を１万円で買っていた。」

1グラム1万だとしたらボられすぎだろ。

本題に入るとします。

とどのつまり、厚生労働省が発表してる記事とはいえ、こうやって改めて見てみると何一つ本質をついてはいないって言うこと。

俺から言わせれば、「近所の100均で買ったナイフでコンビニ強盗をしてしまい、パクられてしまった、、そして全てを失った、、」って話となんら変わらない。

大麻が危険な薬物とかドラックだって言い張るなら、心身にダメージを与える本質的なヤバさを伝えないとダメでしょ。

というわけで、やはりここは経験者としてリアルに感じた己の身体や心の部分にまつわるデメリットをしっかりと書かせていただく。

大丈夫。

反大麻論者が喜ぶようなデメリットを盛大に書くから。

そして、あくまで自身の経験に基づいた記述ということで悪しからず。

と言うわけで早速書いていく。

面倒くさくなる

大麻を吸うとそれはそれはもう何かと面倒くさくなる事が多い。

勘違いしないで欲しいのは、何でもかんでも面倒くさいわけではない。

メリットの部分でも書くが、例えば映画を見る、音楽を聴く、本を読む、スポーツ観戦、など、大麻を吸ってると楽しくなることばかりだ。

これはよく聞く話でもあるだろう。

ただし、楽しいのはあくまで、楽しい事をしてる時であって、そこに至るまでの道中には、なかなか面倒くさくなる場面に出くわす事も多い。

例えば、今から映画に行く予定があって、非常に楽しみにしていたにも関わらず、出かける前に調子こいて大麻を吸ってしまったばかりに、外に出ることはおろか、着替えることすら面倒くさくなる時がある。

重い腰を上げてやっと外に出たと思えば今度は車を運転するのが面倒くさくなり、天気もいいし歩いていくかと思えば、思ってた以上に暑くて汗かくのが面倒くさくなりやっぱり車で行こうってなったり。

俺なんて、15分かけて駅まで歩いて行ったのに、やっぱ電車で行くのが面倒くせーなって思ってもう一度15分かけて家に戻った事もある。

ただし、電車に乗るのまじ面倒くせーって思ってても実際乗ってみると楽しくなったり、外に出るの面倒くせーなって思っても実際出てみると気持ちよかったりっていうパターンは大いにある。

要するにマニュアル車のギア一足目みたいに、動き出しにパワーがいるって事だと思う。

そこを乗り越えるとあとは惰性で楽しい時間が続くみたいなイメージなんだけど、そこに気づくまでには大麻に対しての慣れとか、ある程度の経験値が必要だったりする。

だから、たまにいる「否定はしないが俺には合わない」的な事を言ってる人って、もしかしたらそのギア一足目を越える前に、ただただ襲ってくる初期段階の面倒くささだけが脳裏に刻まれてしまい、それをのり越える前に、俺はもういいや、、ってなっているだけかもしれない。

そして、そんなスーパー面倒くさい気持ちが襲ってくる大麻がもしも日本社会で合法化されたら、それはもう仕事バックれるやつも増えるだろうし、細かい事務仕事なんてやってられなくなる奴も必ず現れる。

それが逆に楽しいって人もいるだろうけど。

当然そうなれば日本経済にとってはあまり良くないって事になる。

楽しみにしていた彼女とのデートも、大麻を吸ってしまったおかげで、盛大に遅刻してしまい、よからぬ空気が漂う中、化粧品のお買い物に付き合わされて30分くらい外で待たされた日には、面倒くさいっていう態度が全面的に出てしまい、喧嘩になりフられてしまう。

そうなれば当然、生まれるはずだった子供は生まれず、この動きやロジックが社会全体に広がれば、少子化問題にも拍車がかかるかもしれない。

時間にルーズになる

大麻を吸うと時間にルーズになる問題は、上記の面倒くさくなる問題から通じてる部分が非常に多い。

動き出すのが面倒くさければ面倒くさいほど、家を出るまで時間がかかる。

一時、B-BOYタイムとかラッパータイムみたいな概念が流行った。

要するに、こいつら普通に入り時間を設定すると絶対遅刻してくるからちょっと前倒しで入り時間を伝えるってやつ。

でも考えてもみてくれ。

いかつい見た目とは裏腹に、意外とピュアな心を持ったラッパーが多い中で、誰が好き好んで人様に迷惑をかける？

誰が好き好んでイベントのオーガナイザーに怒られる？

誰も好き好んで遅刻する奴なんていやしない。

でも、ラッパーたちは今まで数々の遅刻をしてきた。

なぜか。

わざとか？

違う。

おそらくそれは大麻を吸ってたせいじゃないのかと俺は睨んでいる。

出発前についつい出来心で大麻を吸ってしまったばかりに、着替えるのが面倒くさくなり、玄関のドアを開けるのが面倒くさくなり、やっと出たと思ったら道の途中で鍵や財布を忘れている事に気付いたり。

つまり、普段シャキッとしてる人間も大麻を吸うと、たちまちすっとぼけるのである。

すっとぼけた結果、出発時間になってもYoutubeを見てしまっていたり、着替えるにしても勘繰って全然何着ていいかわからなくなったり。

結果、ラッパーは遅刻をする。

そんなロジックだと俺は睨んでる。

では仮に日本で大麻が合法化され、ラッパーのみならず、一般の社会人まで朝起きて大麻を吸ったらどうなるのだろうか。

答えは簡単だ。

出勤時間の朝九時に出社できないやつが毎日いろんな会社で続出するに決まってる。

さらに拍車をかけるような話だが、大麻吸ってるやつが苦手なものがもう一つある。

それが満員電車だ。

時間にルーズになる事もさることながら、満員電車の光景を目の当たりにした時には、先ほど伝えた面倒くさい気持ちがさらに容赦なく襲ってくる。

きっと世のサラリーマンたちは満員電車の光景に嫌気がさし、そのまま近くの公園で待機する事になる。

面倒くさそうなサラリーマンがいっぱい公園にいる光景を想像してみてくれ。

その光景はまさに、結果のでない営業マンで溢れかえる公園、つまりは地獄絵図だ。

そんな光景を海外から来た人たちが見たらどう思うか。

「ああ、この国もう終わってんな。帰ったら持ってる円全部売っとこ。」

なんて話になり、円安がさらに加速してしまう可能性だってある。

俺なんて地方営業の時、家を出る時間が早すぎて、通勤ラッシュに当たってしまい、５本くらい駅で待機してたことさえある。

忘れ物が増える

これも先ほど書いた事だが、大麻を吸うとやたら忘れ物が増えたり、下手すると今考えていた事をすぐに忘れたりする。

この件に関しては、「大麻物忘れ」でGoogle検索したらそれっぽいCNNの記事が出てきたので皆に共有しておく

大麻の使用、思考や計画能力に影響か　米研究

忘れ物が増える、と言っても小学生が週末に忘れてきた割烹着レベルの話じゃない。

例えば、これからいざ作業開始って時に、まずは今日の作業の順番を決めるとする。

まずはあのタスクを片付けて、次はこれをやって、昼飯食いつつ、どうたらこうたら。。

ある程度決まってきたので、さあ始めるかと、いざチャットワークを開くと全然関係ない人からメッセージが入っていたので、何も考えずそれを確認する。

その内容がちょっと面白くてしばらくそこにコミットしたとする。

この問題を解決するにはどうするべきか、、ちょっと調べてみよう。なんてやりだす。

もうその時点で、さっきあれだけ考えた今日の作業の順番なんていうものはとっくに忘れ去られている。

そしてふと、あれ？俺今何しようとしてたんだっけ？？と一人迷宮の中を彷徨い、一旦飯にしようと早めの昼休憩を取る事になる。

そのレベルならまだいい。

日本社会にとってやばいのは、例えばある人間が今日の朝から大事なプレゼンの社内会議があったとして、自分がパワポのデータとかを管理していたとする。

当然大麻を吸ってるから動き出すのが遅くなり、出社の途中でパワポのデータを忘れてる事に気づき、大幅に遅刻する。

急ぎ足で会議室に入るや否や、「大変申し訳ありませんでした！」と声高に叫ぶが、中の様子を見てみると、ブリブリの新人社員がまだ4人くらいしかきていなかったなんて事にもなりかねない。

社内での出来事で収まる分にはまだいいが、これが株主総会となるといよいよ上場廃止、下手すれば倒産の危機だ。

当銘柄の価格が現在高騰中であります。

大口の株主様は原価でお買い頂いたため、市場価格（末端価格の事）でお売り頂ければ、差分が利益になります。

その際０.９でお渡しいただき、余った分が配当となります。

今年もメス株を収穫してみんなで楽しくぶっ飛びましょう！

なんて馬鹿なことやってる場合じゃない。

真面目さが裏目に出てすぐ悩む

日本人は世界的にみても、すごく真面目な性格の人種だと思ってる。

理由は様々あるが、例えばその辺に自動販売機があっても、中に入ってる金を夜中にぶんどって行くやつはそうそういない。

世界の人達から見ると、これだけでも随分と驚きの事らしい。

財布やスマホが道端に落ちてれば拾って交番に届けるし、無人の販売店なんていうものが成立する事自体、日本人が真面目である何よりの証拠だと思ってる。

たまに盗人が防犯カメラに映し出されてNEWSになってるとはいえ。

ゆえに、大麻を吸った時に、この真面目さが裏目に出てしまうことも多々あるだろうと考える。

例えば会社で何か失敗してしまった時。

普段は家に帰ればそんな事は忘れ、酒を飲みながらテレビを見ているはずなのに、大麻を吸うとこんな思いが駆け巡る。

「自分が失敗した事で誰かにとてつもない迷惑をかけてるんじゃないだろうか。」

「自分が失敗した事で明日すごく白い目で見られるんじゃないだろうか。」

「もしかして俺嫌われてるんじゃ無いだろうか。」

「俺のことは仲間はずれにして今頃みんなで楽しく飲んでるんじゃ無いだろうか。」

普段だったら気にならないことが妙に気になり出す。

これが俗にいう勘ぐりだ。

勘繰った結果、余計な悩みを抱え、心の弱い人は軽い鬱状態になったりもする。

世間でよく言われてる、幻覚が見えて凶暴性が増すとか、そういう奴を俺はこれまで一人も見た事はないが、この軽い鬱状態に陥ってる人は何度か見てきた事があるし、俺自身も若い時そうなってしまった事もある。

俺はたまたまいい先輩や仲間たちに囲まれてきたから、そんな事があったとしても、翌日にはそんな大した悩みじゃなかったんだと気づけたが、みんながみんなそういうわけじゃない。

中にはそういう仲間がおらず、本当に誰を信じていいかわからなくなり、結果、家で一人寂しく顔面蒼白になり、翌日の会社をバックれてしまうかもしれない。

でも、他の会社員は、各々が大麻を吸ってブリってるから、今頃家で一人寂しく顔面蒼白になって勘ぐってる事なんてまったくもって誰も気付いてないし気にもして無い。

そうなったらもう大変。

電話もでなけりゃ、ラインは完全既読無視。

おいこいつどうなってんだ？って会社の上司が言い始め、他の同僚がブリブリの真っ赤な目で、重い腰を上げて、面倒くさそうにして、そいつのアパートに行く。

たちの悪い事に、そういうやつに限ってピンポンおしても1回や2回じゃでてこない。

同僚も同僚で会社の上司に言われた手前、帰るに帰れず、しばらくその辺で待機してたり、一旦コンビニで甘いお菓子を食べたりして時間を潰す。

で、なんとか顔面蒼白を引っ張り出して、そんなこと誰も気にして無いから明日から会社にこいと告げる。

一体全体この時間はなんだったんだ？って事になる。

そんなことが全国各地、毎日毎日どこかしらで発生したなら、生産性もクソもあったもんじゃない。

気づけば日経平均も駄々落ちだ。

渋滞が多くなる

これはなるべくしてなる現象というか、大麻を吸うと、とにかく車の運転には慎重になる。

おそらく、大麻を吸った俺は他の誰よりも謙虚で安全な運転をしている。

なぜか。

勘ぐっているからだ。

勘ぐっているという言葉の裏には”かもしれない”がもれなく搭載されてると俺は思ってる。

裏切られてるかもしれない。

怒ってるかもしれない。

嫌われてるかもしれない。

などなど、ネガティブな「かもしれない」を搭載しているのが勘ぐりだ。

となると、大麻を吸った時の車の運転にはいろんな「かもしれない」が俺の脳裏をよぎり、襲ってくる。

あそこの角からおばあちゃんがでてくるかもしれない。

黄色いボールがポンポンポンと飛び出してきては、小さな子供がそれを追っかけてくるかもしれない。

それくらいならまだ健全な方だ。

もっと勘ぐりが酷くなると、こんな事が頭をよぎる。

対向車線から走ってくるあのでっかいトラックが、こっちに突っ込んでくるかもしれない。

片側一車線を走ってる時、ブリってるおかげで俺の安全感覚が鈍ってて、サイドミラーが電柱にぶち当たるかもしれない。

前の車、実はヤクザかもしれない。

などなど、様々な「かもしれない」が俺の脳裏をよぎり、気づけば時速30k以下で走ってたなんて事もザラにある。

俺一人がブリってるだけなら、後ろのおっさんからクラクションを鳴らされ、「おせーんだこのバカ！」って言われて終わる話だが、これが日本の車社会に蔓延すれば、たちまち渋滞が何処もかしこもで発生し、「全然車動かねーからとりあえず一服するか。下手したら目的地まで辿り着かないかもしれない。」なんて言う光景が日常茶飯事になる。

みんなが、それぞれ兼ね備えてる「かもしれない」運転をしてしまった結果、物流の流れは鈍り、普段なら4トントラックで曲がれる細い道も大麻を吸ってブリってることで、とてつもない面倒くささが襲い、ちょっと向こう側の広い道に路駐でいいか、なんて事になれば、またそれが原因で渋滞が発生するし、運んできた荷物も運ぶの面倒くせーからミスったふりして一個くらい置いてかなくていいか、なんて適当なやつも現れるだろう。

これは物流業界のみならず、大きな社会問題を引き起こしかねないと俺は思っている。

大麻合法化した時のデメリットまとめ

長くなってきたので一旦ここらでまとめるとする。

もし日本で大麻が合法化された場合、俺が考える日本経済にとってのデメリットはこうだ。

面倒くさくなる事で遅刻、もしくはバックれが増える
大事な場面で大事な資料を忘れる
B-boyの遅刻癖は大麻が原因の可能性あり
無駄に真面目なやつの勘ぐりは非常に面倒くさい
みなさまどんな時も安全運転を心がけましょう。そして飲酒運転はダメ絶対。

以上である。

これだけをみても、日本で大麻を合法化した時にどれくらい日本の経済に悪い影響が及ぶのか、想像するだけでも身の毛がよだつ思いである。

あくまで俺の予想であるが、もし日本国内で大麻が合法化され、大麻産業の開放による期待感から日経平均が一時的にアップしたとしても、何だこいつらブリっちゃって全然だめじゃんとなり、まさにイナゴタワーのようなチャートの形になってしまう事は大いに予想できる。

イメージで言うとこんな感じだろう。

またバブルが来たなどと勘違いをし、ブリブリになって遊びすぎた結果、気づけばお金が全然なくなってるパターンだ。

ただし、これはあくまで短期的な視点で日本の経済を見た時の話。

では、もっと長期的な視点で日本の経済を見たらどうなるのか、結論は青天井だ。

その辺の詳細は次のメリットの部分で詳しく解説していこうと思う。

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テストタイトル

ラッパー視点で考える、日本で大麻が合法化された時のメリットとデメリット 後編

ラッパー視点で考える、日本で大麻が合法化された時のメリットとデメリット 前編

ラッパー視点で考える、日本で大麻が合法化された時のメリットとデメリット後編

ラッパー視点で考える、日本で大麻が合法化された時のメリットとデメリット前編